・先輩、後輩関係のお笑い芸人2人が、さまざまな人との関わり合いの中で「笑いとは何か、生きるとは何か」を模索し、苦悩する姿を描いた作品。
【主演】
・林遣都、波岡一喜、門脇麦、好井まさお、村田秀亮、菜葉菜、山本彩、染谷将太、田口トモロヲ、小林薫、徳永えり、渡辺大知、高橋メアリージュン、渡辺哲、忍城修吾、徳井優、温水洋一、嶋田久作、大久保たもつ、橋本綾、俵山峻、西村真二
【原作】
又吉直樹 著「火花」 (文藝春秋 刊)
【総監督】
総監督:廣木隆一 監督:白石和彌 沖田修一 久万真路 毛利安考
【第6話】
・山下と初単独ライブの準備に明け暮れる徳永。相変わらず金のない神谷とは、公園で飲みながら語り合っていた。そんなある日、神谷から連絡を受ける。
コピーも終わりチラシも出来上がった所で、スパークスにさらに嬉しい出来事が、こちらは動画でご確認を。ここでまたも緒方より加藤鷹さんの名言も飛び出します。普通にええ事言うよね。
事務所から一押しの太鼓版を押されるスパースクだったが、それは方便で、同じ芸人のブークブーブーがカラーのチラシで自分たちが白黒のチラシな事だったり、周りにも同じ事を言う事務所の人達に飽き飽きするスパークス。
場面は変わり徳永と山下は喫茶店で『なんで自分たちが白黒コピーのチラシで、ブークブーブーはカラーのシラシやねん』とお茶を飲みながらグチ合い。
ん?なんかここでよくわからん描写、白黒(モノクロ)の世界を表現?してる描写、正直これは意味不明で一体何を言いたかったのか全くわからなかった。
場面は変わり徳永は神谷と二人で井の頭公園?へ、ここで乳幼児を連れたお母さんが隣のベンチに座る。泣き喚く赤ちゃんをどうにか笑わせようと、神谷はハエ川柳で、徳永はいないいないばあっと迷惑な絡みを続ける。ハエ川柳が面白かったが泣き喚く赤ちゃん。そりゃそうやで。
場面は変わって何時もの公園でネタ合わせをするスパークス、何をしててもそうですが、芸を作り上げて磨くっていうのは果てしなく根気のいる事なんやな~と思った。
もちろん細かいネタのテンプレなんかはあると思いますが、よくよく考えたら無から有を作り出すって本当に難しいと思う。考えただけでも気が遠くなる。すごいよな~と改めて思った。
ここで二人のライブの話なる。心配からか山下が『本番前にお参りしとこかな』と言うと、徳永は『いらんよそんなん』と吐き捨てるように言う。
で場面は変わって、、、オイッ!って思わずツッコんだ徳永の行動は動画でご確認を。
しかも徳永はかなり必死な様子で、その描写が笑えるようで、それだけ徳永も必死であり怖くもあり、そりゃそうやんな~と思った私。
ここで徳永は○○○○を購入するのですが、その定員口をモゴモゴさせて、、、何食っとんねんと怒りのツッコミ(徳永じゃなくて私が)を入れたくなった。
場面は変わって徳永は神谷と会うが、ここで衝撃の事実が飛び出しまくる、、、いやいや、神谷こんな所で言う事ちゃうやろ、、、でも神谷はお構いなしに徳永に本音をぶちまける。こちらは動画でご確認を。
この場面では神谷はかなり自分勝手な言い分を語りまくりますが、心情的にはわからなくもない。というより良くわかる。私も胸が痛い。
ここから神谷と徳永は街を歩きますが、神谷の強がった姿が痛々しかった。で、徳永も同じように感じてたのか、『その日の神谷さんは、普段からは考えられないほどおもしろくなかった』というナレーションが入る。
察するに、徳永の中では神谷は一種の教祖的な感じで見てたのが、蓋を開けてみると神谷も一人の人間で、徳永の中にあった神谷像と現実の神谷像を受け入れられてない部分があったんじゃないかと思われる。
後に見落としてましたが、この時徳永と神谷は真樹の家に荷物を取りに行ってたみたいで、真樹の家についた所で神谷は部屋に行く事を一度は怖気づいてしまうが、やはり決心して家に向かう。
真樹の部屋に行くにあたり、神谷は徳永にかなり無茶苦茶なお願いをする事に、こちらは動画でご確認を。爆笑もんです。
そしてとうとう真樹の部屋のチャイムを鳴らす。部屋に入ると、、、気まずい神谷達と真樹達、しかし徳永の頑張りで修羅場がコミカルに描かれます。
その後真樹の部屋を出た二人は居酒屋へ。ここで軽くヤケクソになった神谷はカウンターで一人で飲んでるおじさんの会計を勝手に済ませる(※会計を済まさせれた時どんな反応するか見たかったとの事)その後二人は入口でおじさんを待ってると、おじさんが店から出てきて首を傾げてとぼとぼ帰る。大爆笑の神谷、ちょっとうんざりした徳永。
そしてまたもや終電を逃した二人、神谷は前と同じように酔ってる徳永を家に呼ぼうとする、、、しかし今はその家には帰れない、そんな現実を冷静に突きつける徳永。
そして神谷は力なく笑い、一人どこかに行ってしまう。徳永も後を追う事なく反対方向へ。最終的に神谷はどこに行ったんや?良く分からないでこの描写は置いといて。
徳永は自宅に到着。ここで徳永の暮らすアパートの住人ロクさん(渡辺哲さん)の荷物が捨てられてしまいそうになってるのを一緒に戻す。この描写はあまり意味ないと思う。
場面は変わって、スパークスの単独ライブ当時。ここはスパークス徳永(林 遣都さん)と山下(好井まさおさん)の漫才が心行くまで楽しめます。こちらは動画でご確認を。
自分達の所属事務所の面白い話や、カレーの話など、結構長時間ノンストップで二人の漫才を楽しめます。
大盛況に終わった単独ライブ、その後緒方(染谷将太さん)が楽屋を訪れさらに嬉しい知らせが舞い込み喜ぶスパークス。
その後もう一名の社員西田(菜 葉 菜さん)がある人を連れて楽屋を訪れる。その人がまさかの、、、こちらは動画でご確認を。人は一見しただけやと何してるかわからない、世間は狭いという事を伝えた描写やと思う。
なんのかんので漫才師としての階段を上り始めた徳永の所に神谷から電話が、、、酔いつぶれて寝てしまった神谷の所に徳永が到着。神谷を起こして飲み始める。
その後二人はカラオケに向かい魂で歌いまくる。
ここで徳永のナレーション『その頃僕等はどうかしていた』が入る。これは何かの伏線っぽい、しかも良くない伏線。
こんな感じで6話が終了
【第6話の感想】
間違いなく物語が加速していってるのがわかる。単独ライブも行い、漫才師としてステップアップしていくスパークスを他所に、神谷は飲んでばかり。
たぶんここから徳永と神谷の関係に一波乱も二波乱もあると思われる。
尊敬していた先輩だが、何時までも憧れだけじゃなく、やはり最後は追い越していかないといけない。でもまだまだ先輩に憧れている自分もいる。この辺りの苦悩がどこまで上手く描かれるのか見ものです。
個人的には神谷に感情移入してるので、このまま落ちぶれて終わってほしくない気持ちが強く、ちゃんと一花咲かせて欲しい所。
今回あまり文章量は多くないかもしれないが、1話から見た中で一番面白かった。
さて、たぶん7話では神谷の落ちぶれっぷりが加速しそうな予感でちょっとハラハラしますが楽しみにしたいと思います。
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