NETFLIX 火花 第9話感想 ※ネタバレ有

【あらすじ】
・先輩、後輩関係のお笑い芸人2人が、さまざまな人との関わり合いの中で「笑いとは何か、生きるとは何か」を模索し、苦悩する姿を描いた作品。

【主演】
・林遣都、波岡一喜、門脇麦、好井まさお、村田秀亮、菜葉菜、山本彩、染谷将太、田口トモロヲ、小林薫、徳永えり、渡辺大知、高橋メアリージュン、渡辺哲、忍城修吾、徳井優、温水洋一、嶋田久作、大久保たもつ、橋本綾、俵山峻、西村真二

【原作】
又吉直樹 著「火花」 (文藝春秋 刊)

【総監督】
総監督:廣木隆一  監督:白石和彌 沖田修一 久万真路 毛利安考

【第9話】
・お笑い番組レギュラーの話が立ち消えになり、瞬く間に落ち目になるスパークス。心折れそうになる山下を必死に励まし続ける徳永だったが、ある日、、、。



冒頭は山下の自転車に二人乗りしながら走るスパークス。、向かう先は所属事務所で、もしかしたらレギュラー取れたかもと浮かれるスパークス。

そしてその結果を報告に事務所に戻ってくる西田(菜 葉 菜さん)

開口一番『取ったどーー!』しかしそのレギュラーはスパークスじゃなくて、、、こちらは動画でご確認を。

浮かれ気分は一転、事務所が重苦しい雰囲気に、しかもあの鹿谷はレギュラーを勝ち取ってるのに自分達は取れなかった。この事実に納得がいかないスパークス。しかもレギュラー落ちたばかりのスパークスにスーパーの営業の仕事が入る。

その後場面は変わり、山下の自宅で話し合い。ここで山下は『今更スーパーの営業なんて行きたないわー。』と怒る。イライラが収まらない山下。それをなだめる徳永。

昔は仕事がある事が嬉しかったのに、売れてしまった今は仕事を選り好みをしてしまう山下。気持ちはわからんくないけど、やっぱり一度気持ちが上がってしまうと、どうしてもこういう風になってしまう。これは現実でもよくある事。山下の演技ええですね。

ここで山下と百合枝(高橋メアリージュンさん)が仕事に関して口論を始める。それをなだめる徳永。
あぁ、昔の自分を見てるみたいで山下、、、それアカンねんて、、、。

場面は変わって事務所でご飯を食べるスパークスと社員達、レギュラーを落ちた事でどんどんフラストレーションが溜まる山下。舞台の仕事があるだけましとなだめる徳永。徳永とは違いどんどん自分を落ち目と感じていく山下。

売れる時は一瞬やけど、表現は適切じゃないけど落ちる時も一瞬、それだけ厳しい世界という事をわかってるけど気持ちがそこに追いついてない感じ。

ここで徳永は自分達を落とした?プロデューサーから食事に誘われる。しかし食事に行く途中にプロデューサーから耳障りのいい言葉ばかり聞き、徳永は次第にもやもや。

結局徳永はご飯を断り一人家路に向かう。

ここで徳永のナレーション『そして、スパークスはテレビに出演する事も無くなった。僕等を置き去りにするように時は過ぎていった』本当にきつい世界と私が言うとおこがましいが、本当にきつい世界やと思う。上がった時(テレビに出た時)と下がった時の落差があまりに激しすぎるから、私だったら到底耐えれないと思う。

その後自分達の予定表を確認して愕然とする山下。

上手くいってる時はどんどん上っていけるけど、一度落ち目になると何をやっても上手くいかなくなって、空気もギスギスして、、、さらに難しいのはコンビで漫才してると、自分だけの問題じゃなくなってくる所やと思う。

その後徳永は生活水準を落とす為に引っ越しを行う。そんな落ち目の先輩徳永の引っ越しを手伝う後輩、あれ?一人足らない。と思いきや、なんと後輩芸人の一人は鹿谷軍団に入った模様。

ここで徳永は大人の対応を見せる、、、見せざるおえない?でもやっぱり徳永は人がええねんなー。たぶん振りじゃなく、本心で言ってる事やと思う。そして引っ越しも終わり、後輩芸人の一人と河川敷で夕日を見る二人。

ここで場面は変わり、徳永は神谷と久しぶりに飲みに行く。

この前の事もありちょっと気まずい二人、とりあえず徳永は引っ越しをした事を神谷に報告する。その後自分の欠点(喋りだすのが遅い事)について神谷に相談する。

ここでも欠点について理論的に徳永を諭す神谷。どこまでいっても神谷は大人やな。
変わらない神谷を見て、なんだか肩の荷が下りたようた徳永の表情がなんともええですね。

場面は変わって徳永はまた神谷の伝記を書きだす。そこに突然山下と百合枝が尋ねてくる。

そこで衝撃の事実が、、、続きは動画でご確認を。

しかし高橋メアリージュンさんもええ演技するなー。違和感が全くないし、表情もええし、言葉も綺麗やし、う~ん、素晴らしい。その後二人を駅まで送る徳永。この時の三人のやり取りは正直泣いた。その後徳永は先に緒方に解散の挨拶に行く。緒方の冷静で冷徹な演技がええですね。

と思いきや、どうしていいかわからない徳永に緒方は『飯でも食いに食いに行くか』と誘う。ポンコツ社員扱いだった緒方ですが、どんどん恰好よくなっていくやんけ。スパークス解散を止める西田と、それをジッと眺める緒方。

場面は変わって、徳永は久しぶりに武蔵野喫茶店に顔を出す。おっと、マスター、どういう事や?

ここはここで物語があるねんなー。

場面は事務所に戻って、社長に解散の報告をするスパークス。ここで社長の熱い思いを聞いて涙が止まらない徳永。おおぉここにきて泣かせてくれるやんけーーーーーくそったれーーーー。

その後徳永はよくネタ合わせをしていた公園に一人で訪れ、この時の徳永の悔しそうな表情と言葉が心を締め付ける。その後徳永はある行動に出る、、、こちらは動画でご確認を。

9話最後に徳永のナレーションが入る。


そして、とうとう最後の日がやってきた


一人ライブ会場に立つ徳永、客席に昔の自分を映し出す。そこに山下の登場


さぁ、スパークスとして最後のライブが始まる。


こんな感じで9話が終了


【第9話の感想】

はい、わかってました。わかってましたが二回泣きました。当たり前ですが、物語終盤は落とすべき所を落としていくのはわかってたのですが泣きました。

やはり1話からじっくり見てる分、いつの間にか自分も感情移入してしまい、わかっていても泣いてしまう。夢を追い求めて進む者と、夢破れる者、変わらずそこに居続ける者、色んな人間模様が伺えます。正直内容に関してはそこまで特別深い訳じゃないけど、やはり感動しました。

特に山下役の好井まさおさん(井下好井)、実際の漫才師として、現実に自分がこんな感じになる可能性もある事から、どう思いながら演技してんのかなーとか考えてしまう。

しかし、終盤にきて、主演の二人もそうですが、脇を固める俳優陣も皆ええ演技しますなー。

9話のMVPは高橋メアリージュンさん。可愛いし献身的やし、最高やんけ!

さぁ10話最後はどのように締めくくるのか。楽しみにしたいと思います。



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