NETFLIX 火花 私が選んだ【名言集】 ネタバレあり



【あらすじ】
・先輩、後輩関係のお笑い芸人2人が、さまざまな人との関わり合いの中で「笑いとは何か、生きるとは何か」を模索し、苦悩する姿を描いた作品。
【主演】
・林遣都、波岡一喜、門脇麦、好井まさお、村田秀亮、菜葉菜、山本彩、染谷将太、田口トモロヲ、小林薫、徳永えり、渡辺大知、高橋メアリージュン、渡辺哲、忍城修吾、徳井優、温水洋一、嶋田久作、大久保たもつ、橋本綾、俵山峻、西村真二
【原作】
又吉直樹 著「火花」 (文藝春秋 刊)
【総監督】
総監督:廣木隆一  監督:白石和彌 沖田修一 久万真路 毛利安考

ここでは私の独断と偏見で、今回、1話から10話までの名言、名セリフをまとめてみました。
それではどうぞ。


第一話


神谷

『仇とったるわ。』

『地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄 etc』

『漫才師とはこうあるべきやと語る者は永遠に漫才師になられへん。憧れてるだけや。』

徳永

『神谷さんの説明は、漫才師を語ってる事にはならないんですか?』

『弟子にしてください。』


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第二話


神谷

『向こうから変な妖怪歩いてくると思ったら、徳永や!』

『ちゃんとやれやぁ!』

『太鼓の太鼓のお兄さん!太鼓の太鼓のお兄さん!真っ赤な帽子のお兄さん!竜よ目覚めよ太鼓の音で!』

『平凡かどうかだけで判断すると非凡アピール大会に成り下がってしまう、反対に新しいもんを端から否定すると技術アピール大会、両方を上手くまぜてるもんを良しとするとバランス大会に成り下がってしまう。』

『だから、唯一の方法はアホになってな、感覚に正直に、おもろいかどうかだけで判断したらええねん。他の奴等の意見に左右されずにな。』

『もし俺が、人の造ったもんの悪口ばっかり言い出したら俺はもう漫才師やない。そん時は、俺を殺してくれ。俺はな~、ずっと漫才師であり続けたいねん。』

徳永

『完全に変な奴ですよ。』

『マリアナ海溝の浅瀬に居ます。』

『物事を批評する事からは逃れられへんって思うんですよ。』


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第三話


神谷

『偉人が成し遂げた事はどれもすごいけどな~、その人となりが大概はアホや。』

『あほやな~、一番安いの買うて100倍に価値のあるもんにしようと思えへんかったんか?』


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第四話


神谷

『笑われたらアカン、笑わさなアカンってすごく格好いい言葉やけど、あれ、楽屋から漏れたらアカン言葉やったな。あの言葉のせいで笑われるふりができにくくなったやろ、あの人アホな振りしてはるけどほんまは賢いんやて、本来はお客さんは知らんでええ事や。ほんで新しい審査の基準が生まれてもうたやろ。なんも考えずに、この人等アホやな~って笑ってくれてたら良かったのにな~。お客さんが笑かされてるって自分で気づいてもーてんのって勿体無いよな。』

『それも一部あるんやろうけど、名画の上から色んな絵具足しすぎて、も~元に戻れんようになって途方に暮れてる状態に思えんな。その点お前は自分がおもろい事に自分で気づいてないやろ?それがええねん。』

徳永

『だからこそ、新しい基準を越えて生まれるものもあるんじゃないんですか?』


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第五話


神谷

『あ~、、、人気のコンビもファンとは元々他人や、それをファンにさせたんも本人やろ?その日の出来が悪いからいうて、別コンビに投票して万が一好きなコンビが淘汰されてもーたらどうなんの?』

『スターらしからぬ発言やな~誰に投票しようと他人がとやかく言う事やない。そう思わせんのも実力の内や。』

『なぁ、俺が見とけ言うた通りやろ?笑いの神様には完成度なんて関係ないねん。』

『一見個性的に見えても、どっかでされてる恰好ならそれは個性とは言われへん。模倣やで。』

『自分はこうあるべきやっていう基準のある奴も結局自分のモノマネや、せやから俺はキャラいうのに抵抗あんねん。』


徳永

『結局、お客さん沢山呼んだコンビが有利ってなりませんかね?』

『飽きんのはやっ!』


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第六話


徳永

『いらんよそんなん。』

『その日の神谷さんは、普段からは考えられないほどおもしろくなかった。』

『その頃僕等はどうかしていた。』


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第七話


神谷

『ヨーイ、、、ドン!』

『けどな~、それがそいつの、この世で、生き延びる為の唯一の方法なんやったらやってもいいと思うねん。俺が一番傷つく事考えぬいて書き込んだらええねん。』

『周りの評価気にしてても疲れるだけや、極論。そこに書かれてる事でお前の造るもんって変わるの?』

『おぉ~、俺等そんな器用ちゃうもんなー、好きな事やって、面白かったら飯食えて、面白くなかったら淘汰される。それだけの事やろ?』

徳永

『神谷さんは、まるで自分に罰をあたえずにはいられないようだった。』

『傷は深く、なかなか癒えなかった。』

『僕は神谷さんに聞きたい事が沢山あった、この人が全ての答えをもっていると思い込んでる節が、僕にはあった。』

『神谷さんて、人の意見とか気にならないんですか?』

『飯が食えていない僕達は。面白くないんだろうか。』

『面白い事の為やったら暴力的な発言も、○的な発言も言える覚悟を持ってる。』

『誰が見てなくても、観客が誰一人求めてなくても、ちゃんと信念持って、誰にも媚びず戦う姿勢を崩さない。』

『神谷さんにとっては、漫才を見に来たお客さんの前で、平然と事件を起こす事こそが、面白い事だったのかもしれない、、、これが神谷さんだった。』


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第八話


神谷

『面白くない?っていう事ではないねん、俺徳永がおもろいん知ってるから、徳永やったらもっとできる思てまうねん。』

『いや、、、お前の髪型見てな、、、恰好いいと思ってん。』

徳永

『僕は神谷さんになりたかったのかもしれない。だが、僕の資質では、到底神谷さんにはなれなかった。』

『でも神谷さん逃げてへんからな、おもろかったやろ発掘バトル、最高におもろかったよ。』

『日常の不甲斐ない僕は、あんなにも神谷さんを笑わす事ができるのに、舞台に立つ僕で神谷さんは笑わない。僕は、結局、世間というものを離(はが?)せなかった。』

『ほな、自分がテレビ出てやったらよろしいやん。ごちゃごちゃ文句言うんやったら、自分がオーディション受かって、テレビ出ておもろい漫才やったらよろしいやん。』

『神谷さん、人の真似すんの死んでも嫌やって言うてましたよね?自分自身の模倣もしたくないって言うてましたよね?これ模倣じゃないんですか?』

『僕は再び、神谷さんと会う事ができるのだろうか。』


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第九話


徳永

『そして、スパークスはテレビに出演する事も無くなった。僕等を置き去りにするように時は過ぎていった。』

『そして、とうとう最後の日がやってきた。』


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第十話(最終話)


神谷

『この壮大な大会には勝ち負けがちゃんとある、だから面白いねん。でもな、徳永、淘汰された奴等の存在って、絶対に無駄じゃないねん。一回でも舞台にたった奴は、絶対に必要やってん。これからのすべての漫才に、俺達は関わってんねん。徳永が、面白い事、10年間、考え続けた訳やん。ほんで、ずっと劇場で、人を笑わせてきた訳やろ?』

『アホ(笑いながら)、たまには、でも、ずっと笑わせてきた訳やん。それはもう、とてつもない特殊能力を身に着けたという事やで、ボクサーのパンチと一緒や』

『無名でもあいつら簡単に人○せるやろ?芸人も一緒や。ただし、芸人のパンチは殴れば殴る程人を幸せにできんねん。だから、事務所やめて、他の仕事で飯食うようなっても、笑いでどつきまくったれ。お前みたいなパンチもってる奴どこにも居てへんねんから』

徳永

『たまに誰も笑われへん日もありましたけど』

『神谷さん、あのね、神谷さんはね、なんも、悪気ないと思ってます。おっさんが○○にしたら面白いっていう、そんぐらいの感覚やったと思うんです。でもね、世の中にはね、○の問題とか、社会の中でのジェンダーの問題とかで、悩んでる人が沢山いるんですよ。そういう人等が、この状態の神谷さんみたらどう思います?』


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個人的に好きな言葉ベスト5

神谷

1位(第七話)

『おぉ~、俺等そんな器用ちゃうもんなー、好きな事やって、面白かったら飯食えて、面白くなかったら淘汰される。それだけの事やろ?』

2位(第二話)

『平凡かどうかだけで判断すると非凡アピール大会に成り下がってしまう、反対に新しいもんを端から否定すると技術アピール大会、両方を上手くまぜてるもんを良しとするとバランス大会に成り下がってしまう。』

3位(第四話)

『笑われたらアカン、笑わさなアカンってすごく格好いい言葉やけど、あれ、楽屋から漏れたらアカン言葉やったな。あの言葉のせいで笑われるふりができにくくなったやろ、あの人アホな振りしてはるけどほんまは賢いんやて、本来はお客さんは知らんでええ事や。ほんで新しい審査の基準が生まれてもうたやろ。なんも考えずに、この人等アホやな~って笑ってくれてたら良かったのにな~。お客さんが笑かされてるって自分で気づいてもーてんのって勿体無いよな。』

4位(第五話)

『なぁ、俺が見とけ言うた通りやろ?笑いの神様には完成度なんて関係ないねん。』

5位(第十話)

『この壮大な大会には勝ち負けがちゃんとある、だから面白いねん。でもな、徳永、淘汰された奴等の存在って、絶対に無駄じゃないねん。一回でも舞台にたった奴は、絶対に必要やってん。これからのすべての漫才に、俺達は関わってんねん。徳永が、面白い事、10年間、考え続けた訳やん。ほんで、ずっと劇場で、人を笑わせてきた訳やろ?』


どうやら私は神谷にかなり感情移入したみたいです。

番外編


元Bコースのハブさん

『どうもぉ~人間の胃袋でぇ~す。』

山下

『どうも~スパークスでーす。よろしくお願いしまーす。う~スパァ~クス。』

女性AD

『お疲れ様でしたスフィンクスさん。』

緒方

『ねぇねぇねぇねぇ、ちゃんと挨拶しようよ。面白いネタ書けてもさ~そういうのちゃんとできなかったらこの業界じゃやっていけないからね。わかった?』


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